AVCS再調整

吸気バルタイを変更してしばらく乗っていたが、ブーストのかかりが速い割にはトルク感が薄いと感じた。
何かブースト計の表示より実際の加速が遅れて始まる感じ。トルク感が付いて来てからの加速感はいい感じなんだけど・・・。
どうやら進角しすぎたようだ。
ということで再調整。低回転時の低負荷部分を少し遅角させる。
参考にしたのはインプレッサのマップ。
インプレッサは45度まで進角出来るのに対し、レガシィは40度までと異なるので、マップの形状のみ真似る。
できあがったマップはこれ。
IntakeCamAdvanceAngleB

早速乗ってみた。
・・・これ、いい。ブーストの掛かりは速いままトルク感が出てきた。
またトルク・出力を測定してみよう。

DBWマップ

DBWのマップを載せていなかったので載せておきます。
RequestedTorque
ほぼ、ノーマルマップの全域に+10しただけです。
はじめは低負荷時の増加分は抑え気味のマップだったのですが、乗ってみた結果、こうなりました。

アクセルオフ直後のA/F

他の方々を参考に入れたデータで走っていたのですが、「やはり自分なりのセッティングをしたい」と思い、最近またやりはじめました。
とりあえずは、SPDリミッターを解除、OLの閾値を変更しました。
現在はDBW、吸気バルタイをセッティングしています。
DBWは純正にほぼそのまま下駄を履かせた感じ。
吸気バルタイは主に低回転の調整。低負荷時に進角させてみました。
加速時に備えて「Tip-in Enrichment」の値も少し増量しました。

ログを取ってみたのですが、アクセルオフ時にA/Fが20辺りまでリーンになります。
回していて燃料が必要な時にアクセルを離すのでリーンになるのは、つじつまが合うのですが、この20という数値は問題ないのでしょうか?ISMの値は下がっていないようなので、いいのかもしれないけど。
Tip-in Enrichmentは踏み込み時に作用するので、多分関係ないし・・・。

先は長いですが、この状態でもフィーリングはまあ良くなっています。

08/02/01追記
現象発生時のグラフを載せてみました。
アクセルオフ時のA/F

トルク・出力を算出してみた。

mistbahnさんの公開している「トルク・出力算出マクロ 」を使ってトルクと出力を算出してみた。
残念ながら、IAMが1でなかったこと、距離が短すぎて5000rpm程度までしか回せなかったことがあり、本当の最大値にはなっていない。
まあ、処理の練習という意味で。
とりあえず、グラフにしたものを掲載してみる。
08/01/31測定結果
シャシダイにチャレンジしたことがなかったこともあり、結果が目で見えるというのは楽しいね。

通勤時の回転域・負荷

最近通勤時に取ったログを回転数と負荷でグラフにしてみた。
回転数と負荷1
回転数と負荷
回転数と負荷
回転数と負荷
こうしてみると、通勤時の回転域は3000rpm以下、負荷も1.0以下になっていることがわかる。
この範囲を進角してみよう。レスポンス、燃費の向上が期待できそうだ。

USBコネクタとテスト用スイッチを設置してみた

USBコネクタとテスト用スイッチ
写真は(外してあるけど)シフトレバー近くの小物入れ。
ここには元々はEVCのコントローラを設置していたのだが、OpenECU用にUSBケーブルのコネクタを追加してみた。(写真の白いやつ。)
USBコネクタはOpenECU用のケーブル経由で自己診断用コネクタへつないでいる。
だから、ここにUSBケーブルをつないでパソコンと接続すればすぐにロギングできる。

さらにテストモードに入る緑コネクタ(助手席足下)を延長して、手元で操作できるようにスイッチも付けてみた。(コネクタのさらに右、黒いやつ。)
パチンとすればいつでもECU書き換えができる。
スイッチは元々もう少しかっこいいレバーだったのだが、長かったので外側を外して芯の部分だけにしてしまった。
(ちなみに緑コネクタの延長はエーモンの2極コネクタがぴったり合います。)

元々ついているふたを閉めれば目立たないのもいいでしょ。
間違ってテストモードにしてしまうこともないし。

Enginuityを使える状態にする

ECUFlashで読み込んだデータはEnginuityで編集する。
Enginuity自体はインストーラがあるのだが、vistaでは管理者としてインストールしないと駄目。
実行時に注意しなければいけないのがJava。入っていないと使えない。
さらに、そのままではBLレガシィから読み込んだデータは「定義がない」と怒られる・・・。
Enginuityのサイトなどで、最新の定義ファイルをダウンロードして差し替えておく。

あとは「Open Image」ボタンで読み込めるようになる。

A/Fの表示

EnginuityのLogger機能を使っていて、空燃比を表示する方法が分からなかった。
結果的には[Air/Fuel Sensor #1]を選択して、(Lambda)から(AFR)に変更すればOK。

少しだけ走ってみたが、アクセルペダルを踏み込んだ瞬間、20近くまでリーンになるのだが、大丈夫だろうか?
逆に踏み込んでしまえば11くらいまでリッチになるのでこちらは安心。
とりあえず、KnockSignalは0のままだし、IAMも下がらないので壊れることはなさそうだけど。
[Throttle Tip-in Enrichment]でも増量してみようかな。

近頃、こんなことばかりしているから、もの凄く燃費が悪い・・・。
まあ、書き換える度に10分ほどアイドリングが必要だし、ロギングするのに必要以上に踏み込んでるしね。
まあ、楽しいですよ。

saveされず・・・?

Enginuityを使い始めて・・・。

電子スロットルのマップを書き換えた。
ファイル保存して、ECUを書き換えた。

走り始めたが、変わった感じがしない・・・。

もう一度Enginuityでファイルを開いてみると・・・
データが保存されてない!!!
でも、スピードリミッターは変わってる・・・?

どうやらEnginuityには各項目毎にUserLevelが設定されている模様。
間違えて変更されないようにという配慮みたい。
[View]-[UserLevel]で変更可能。
初期値はBeginner。

早速、Highestに変更しました。
saveも成功し、ECU書き換えも成功。
少しだけ走ったけど、ECU書き換えはいいよぅ・・・。
at your own riskだけどね・・・。

OpenECU始めました

OpenECUというものがある。
自己診断コネクタを使って、純正ECUを書き換えてしまうというものだ。
ケーブルは個人輸入、自作、Y!オクなど。ちょっとお高く15000~20000円くらい。
ソフトはフリーでダウンロードできる大変ありがたいものだ。

massはY!オクで入手したが、付属の文書がないので、接続の仕方から分からなかった・・・。

BLレガシィは助手席下のカーペットを剥ぐと、ECUがあるところの周辺に緑のコネクタが二つある。
これらを接続するとテストモードになる。
(付属するコネクタを無理矢理つけても何も起きません。)
そうしないと読み書きができない。
あとは、付属のケーブルを運転席のアクセルペダル側にある自己診断コネクタに接続する。

ECUFlashを立ち上げ、「Read from ECU」ボタンを押す。
「2004 LGT」をタイプとして選択する。
キーをIGにして、ダイアログのOKボタンを押す。
しばらく待ったらできあがり!

「Save ROM as」ボタンでファイルに保存できるけど、日本語をパスに含むとエラーになります。注意。