学ぶということ

すぐ近くで化学の先生が教材を印刷していました。
空気を一億倍に拡大したら、1立方メートル内に何個の分子があるでしょう?と言う話でした。
そもそも一億倍ってどれくらいの大きさになるの?ってところから分からなかったのですが、そこは先生が手で大きさを示してくれました。
その大きさを見て、「じゃ、結構ありますね。」と言うと、先生は次の頁へめくりながら、
「実は結構少ないのよ。」

massはぎっしり埋まっている図しか想像出来なかったのである。
でも実際は、結構隙間だらけ。
そこで気が付いた。

この間には何が存在するのだろう?

身の回りは空気で満たされていることを知っている。
空気は主に窒素と酸素でできていることも知っている。
宇宙はエーテルで満たされている?昔の人は無知だったんだなぁ。と思っていた。

こんな身の回りに「何もない」空間が存在するなんて、考えてもみなかった。
無知は自分でした。
教える身でありながら学ぶことの大切さを知った、大切な一日になりました。

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